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アレルギー

アナフィラキシーの特徴 うまく判断しづらい症状を理解し早期治療を。

2017/01/19

どんな場合にアナフィラキシーを疑うのか

アナフィラキシーは重症になると死に至る可能性のある一刻を争う病態です。

食事を摂った後、ハチに刺された後、薬を飲んだ後に体の異常を感じた場合にはまずアナフィラキシーを疑い、早期に認識、対処および治療をすることが重要です。

参考までに医療現場でのアナフィラキシーの診断基準を表に示します。

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アナフィラキシーの診断基準

下記3基準のいずれか1つでも満たした場合、アナフィラキシーが強く疑われます。

診断基準1

急性発症(数分~数時間)で、皮膚、粘膜のいずれかまたは両方に所見(蕁麻疹、掻痒症、紅潮、口唇、舌・口蓋垂の腫脹)を認め、以下の少なくとも1項目を満たす

a. 呼吸症状

呼吸困難、喘鳴、気管支攣縮、いびき様の呼吸音、最大呼気流量低下、低酸素血症

b. 血圧低下とその随伴症状

循環虚脱、失神、失禁

診断基準2

アレルゲンと想定されるものに曝露後、急性発症(数分~数時間)し、下記2つ以上の症状を満たす

a. 皮膚・粘膜所見

蕁麻疹、掻痒症、紅潮、口唇、舌、口蓋垂の腫脹

b. 呼吸症状

呼吸困難、喘鳴、気管支攣縮、いびき様の呼吸音、最大呼気流量低下、低酸素血症

c. 血圧低下とその随伴症状

循環虚脱、失神、失禁

d. 持続する消化器症状

腹痛、嘔吐

診断基準3

既知のアレルゲンに曝露後に(数分~数時間で)血圧低下を来す

a. 乳児、小児

年齢相当の基準値未満または30%以上の収縮期血圧低下

b. 成人

収縮期血圧90mmHg未満、あるいは30%以上の収縮期血圧低下

収縮期血圧低下は1ヶ月~1歳は70mmHg未満、1歳~10歳は70+(2×年齢)mmHg未満、11歳以上は90mmHg未満とする


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アナフィラキシーの特徴

特徴は、診断基準の項目には血液検査などの検査は含まれておらず、アレルゲンへの曝露の有無と臨床症状、所見だけで判断されているということです。

医療現場でもそれだけ急ぐ緊急の疾患と捉えられていると考えてください。

病院前の現場においても、じんま疹や顔のむくみなどの皮膚症状や咳、嗄声、発声困難、喘鳴(ゼーゼー、ヒューヒュー)といった呼吸器症状などから判断します。

血圧低下の症状としては、めまいや気の遠くなる感じ、倦怠感、重篤な場合は、失神や失禁などがあります。

嘔吐や腹痛、下痢などの消化器症状もアナフィラキシーの症状であることを知っておくことが大事です。

アナフィラキシーの症状

皮膚の症状

じんま疹、紅潮(皮膚に赤みを帯びる)、掻痒感(かゆみ)、顔面や口唇の腫れ

呼吸の症状

嗄声(しゃがれ声)、発声困難(うまく声が出せない)、喉の異物感(喉に何かつまっているような感じ)、咳、喘鳴(ヒューヒュー、ゼーゼー)、呼吸困難(息苦しさ)、チアノーゼ(唇や皮膚が青紫色になる)

血圧低下など心臓の症状

動悸、めまい、気の遠くなる感じ、倦怠感(体のだるさ)、失神(意識を失う)、失禁(尿や便を漏らす)

胃腸の症状

嘔気、嘔吐、腹痛、下痢

じんま疹などの皮膚症状がある場合は、アナフィラキシーの徴候として判断しやすいですが、皮膚症状がなかったとしても既知のアレルゲンに曝露された(以前に小麦アレルギーと診断されている人が偶発的に小麦を摂取した等)際に呼吸困難やめまいを訴えた場合にはアナフィラキシーを疑う必要があります。

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