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アレルギー

【花粉症対策】市販薬は安全?ガムは効く?鼻洗浄の効き目は本当?

花粉症は日本で3人に1人が悩まされているアレルギー症状です。

もはや国民的な季節病といっても過言ではありませんね。

そんな花粉症への対策として、ここではよくある素朴な疑問について回答を調べてまとめましたので記事にしました。

・市販の薬は本当に効くのか?安全性は問題ないか?

・チューインガムが花粉症状を抑える効果があるという話は本当?

・鼻洗浄は本当に効きめがあるのか?

これらの質問について回答をまとめていますので、もし興味がありましたらチェックしてみてくださいね。

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市販薬の効きめと安全性について

花粉症?

「花粉症に効く」とうたわれている市販薬が各種出回っていますが、効きめと安全性に問題はないのでしょうか?

 

回答

これは花粉症に限ったことではありませんが、とくに花粉症のようにもともとアレルギー体質の方は、薬物アレルギーを起こす危険もありますから、市販の、いわゆる大衆薬を軽々しく利用するのは控えたほうが無難です。

大衆薬は、休日や真夜中の突然の発病で、すぐに医師の診察を受けられない状況にあるときに、ひとまず症状を和らげるためのものと考えるくらいがいいでしょう。

大衆薬を飲み続けているのに2日も3日も同じ状態が続くようなときは、3日を限度にして、医師の診察を受けるようにしてください。

とくに花粉症についていえば、こちらでお話しているように、自分ではスギ花粉症と思っていてもアレルギーとは別ということがよくあります。

また、スギ花粉症に、ほかの花粉やダニなどによる鼻炎アレルギーを合併していることも珍しくないので、とにかく一度、医師の診察を受けることです。

その診察の結果、薬を飲んだほうがいいと医師が判断すれば、あなたに合った薬を処方してくれるはずです。

それでもちょっと大衆薬を試してみたいという方のために、現在、薬局・薬店の店頭で販売されている花粉症用の薬について、少しご説明しておきましょう。

大衆薬は、文字どおり大衆向けにつくられた薬ですから、扱える薬は効果の穏やかなものに限られます。

花粉症でいえば、主な治療薬のうち抗ヒスタミン薬は使えますが、抗アレルギー薬もステロイド薬も使用できません。

そのため、鼻炎用として売り出されている内服薬のほとんどは、抗アレルギー作用のある血管収縮薬や抗コリン薬(分泌抑制薬)、あるいは消炎酵素薬などを抗ヒスタミン薬に配合して、いわゆる合剤のかたちにすることで鼻アレルギー症状を総合的に抑えるようにつくられています。

これらの内服薬には、1日量にして最低4ミリグラム、多いもので12、あるいは16ミリグラムの抗ヒスタミン薬が入っています。

これは、決して少ない量ではありませんから、眠気や全身倦怠感などの副作用には十分注意する必要があります。

また、血管収縮薬には習慣性があります。

とくに最近、この血管収縮薬をベースにした点鼻薬や点眼薬が各種販売されていますが、使っているうちに癖になり、使いすぎて薬物性鼻炎や薬物性結膜炎を起こすことも十分考えられるので、慎重に使用することが大切です。

このほかにも、大衆薬には副作用や禁忌など、使用にあたっての注意点がたくさんあります。

使用上の注意は、薬についている添付書に詳しく書いてありますが、やはり薬を購入するときに、そこにいる薬剤師さんに直接尋ねるのがより安心です。

ですので、大衆薬を使ってみようというときは、できれば店頭に薬剤師さんがいる薬局・薬店を選ぶようにしてください。

その薬剤師さんを訪ね、あなたの症状を話して相談すれば、あなたに合った薬を選んでくれるでしょう。

また、安全な飲み方や使い方についても、ていねいにアドバイスしてくれるはずです。

あるいは、あなたの症状を聞いた薬剤師さんから、「そういう症状ならお医者さんに行かれたほうがいいですよ」、とアドバイスされることもあるでしょう。

そんなときは、アドバイスに従って、すぐに医師の診察を受けるようにしましょうね。

チューインガムによる抑制効果は?

花粉症?

「チューインガム」で鼻アレルギー症状が軽くなるというのは本当ですか?

 

回答

花粉シーズン中のとある記事に「花粉症のつらい鼻の症状もチューインガムをかんでいると軽くなる」といった内容の体験談が紹介されたことがありました。

さらにそれからしばらくして、一人の医師が、仲間の医師らと行った動物実験で、その有効性を検証したという記事が掲載されたことがありました。

モルモットを使った実験で、チューインガムに含まれるペパーミントやメントールのような香料に、アレルギー反応を弱める効効果のあることが確認できた、といった内容だったようです。

ただ、これはあくまで動物実験の段階でそういう結果が出たという話です。

その後、実際に臨床でその有効性が実証されたという報告は調べた限りではないようなので、現時点では、臨床的にそれが本当だとも間違っているともわからないです。

しかし、実際に「チューインガムをかんで鼻の症状が軽くなる」ことがあるとすれば、それはペパーミントやメントールのような香料によって、鼻腔粘膜の神経が刺激されるためだろうと思います。

鼻腔粘膜に分布している血管と分泌腺は、交感神経と副交感神経によって二重に支配されています。

普通は、両者がうまくバランスをとり合っているのですが、鼻アレルギーの患者さんの鼻腔粘膜は、副交感神経優位の状態にあります。

副交感神経が刺激されますと、鼻粘膜の血管が拡張して鼻腺(ぴせん)機能が亢進(こうしん)するので、鼻みずや鼻づまりといった症状が引き起こされるというわけです。

ところがチューインガムをかむと、そこに含まれる香料の刺激が交感神経を一時的に緊張させ、副交感神経の過敏状態を抑制するように働いて、鼻の症状が多少なりとも改善されるのかもしれませんね。


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鼻洗浄によるアレルギー症状の効きめは?

花粉症?

鼻から水を吸い上げて口から出すという方法で「鼻を水洗する」と、アレルギー症状が解消するというのは本当ですか?

 

回答

洗浄には、粘膜に花粉が付着していれば、それを洗い流す効果がありますから、症状が出ないようにする、あるいは症状が出ても軽く抑えてくれるということは期待できるかもしれません。

また、鼻腔内にたまっていた鼻みずが洗い流され、鼻の通りがよくなるので、洗浄した後に鼻のつまった感じがとれ、一時的に気分がよくなるということは考えられます。

ただ、このとき十分気をつけなくてはいけないのが、洗い方です。

ただの水では鼻粘膜を傷つけてしまうため、生理食塩水といって、体の中の組織液とほぼ同じ浸透圧に調整されたものを使い、専用の鼻洗浄器で行います。

しかもその生理食塩水は、人肌に温めたものを使います。

冷たすぎると、その冷たさがかえって刺激となって鼻粘膜を支配している自律神経のバランスを崩し、結果としてくしゃみ、鼻みずといったアレルギー症状を誘発してしまうことにもなりかねません。

また、あまり頻回に洗いすぎると鼻粘膜に生えている線毛を傷めてしまう危険性があります。

線毛は、活発に活動することにより、粘膜に付着した花粉を含むさまざまな異物を運搬して取り除くという、非常に重要な働きをしています。

したがって、洗浄しすぎてこの線毛を傷つけてしまうようなことがあるとしたら、むしろ逆効果といっていいでしょう。

そしてもう一つ、中耳炎を起こしかねないという問題もあります。

鼻腔のずっと奥の、のどの上のほう、正確には上咽頭と呼ばれる部分には、耳管といって耳につながる管が開口しています。

鼻から水を吸い上げるときにあまり勢いよくやりすぎると、吸い上げた水がこの耳管のほうへ入ってしまい、中耳炎を起こす危険性があります。

ですので、鼻洗浄をやれば楽になるという方もいるでしょうけど、多少のリスクは伴うこととなるので注意してください。

せめて「水道水をそのまま使う」のではなく、人肌程度に温めた生理食塩水(薬局で売っています)を使って、片方ずつ鼻から生理食塩水を浅く吸い上げてすぐに吹き出すという方法で、適度にやるのがよいです。

 

以上、花粉症対策に関する素朴な疑問について調査したまとめとなります。

お役にたてればと思います。

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