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肩こり対策

肩こりは筋肉の緊張からも?体の内部で何が起こっているのか?

私たち人間が肩こりを起きす要因はたくさんあります。

他の病気からの併発や緊張やストレス...

その中の1つとして、筋肉の緊張状態に由来する部分についてお話します。
 

ここでいう筋肉は、インナーマッスルとも呼ばれる深層筋肉のことなのですが、「筋肉の緊張」って何でしょうね。

筋肉が緊張したらなぜ肩こりが起きるのか、肩こりに至るその過程について詳しくお話していきますね。

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肩こりは深層筋 インナーマッスルに注目

首付近の深部にある筋肉が弱くなることが肩こりの原因です。
 

肩こりと言っても、こっていると感じるのは、実際には肩よりも首のまわりであることが多いのです。

首や肩周辺の筋肉を見てみると、肩こりに関係する筋肉はからだの表面にある筋肉ではなく、深部にある深層筋(インナーマッスル)と言われています。
 

インナーマッスルは、特に菱形筋や肩甲挙筋がこれにあたります。

これらの筋肉が弱体化すると肩こりが生じると考えられます。
 

長時間同じ姿勢を続けていると、深層筋は固定されて常に緊張した状態になります。

緊張状態が習慣化すれば、さらに筋肉は衰えていきます。
 

頭を支える役割を担う肩甲挙筋の筋肉が弱くなれば、表層にある僧帽筋が代わって頭を支える役にまわることになります。

表層の筋肉は本来しなくてもよい役割を果たさなければならず、必要以上の緊張を強いられることになります。
 

こういった筋肉の疲労は、首すじのこりとなって現れます。

肩こりは二本足で歩くようになった人間の宿命

肩こりは、二本足で歩行するようになった人間にとっては宿命の病とも言えます。
 

脚(四足歩行していた時代の後ろ足にあたると胴体が接合している部分を見ると、太ももの骨(大腿骨)が骨盤のくぼみにはまり込んで、きちんとつながっています。
 

ところが、前述したように、腕(前足にあたる)の骨(上腕骨)のほうは、肩甲骨と関節をつくってつながっているだけで、肩甲骨のほうは鎖骨とも連結しているものの、肋骨の上に乗っているような形になっています。
 

肩甲骨は、背中の筋肉の中で浮いたようにして存在しているのです。

そのため、腕や肩の重みは、すべて背中の筋肉が一手に引き受けて支えていると言っても過言ではありません。
 

人間が四つ足で歩いている頃には、肩甲骨は背中に乗る形ですから、首への負担は小さくてすみました。

しかも、肩から背中にかけてのこれらの筋肉も始終使っていたので、衰えるようなことはなかったのです。
 

ところが、人間が二本の足で立つようになると、肩から背中にかけての筋肉を使う機会が減り、これらの筋肉は衰えてしまいました。
 

もし、人間が現在のように直立歩行せず、四本の足で歩行する動物のままでいたら、肩こりとは無縁でいたでしょう。
 

一方、現代の生活では、首や肩に負担のかかる場面は少なくありません。

たとえば、仕事場ではパソコンは不可欠のツールとなっています。

入力作業をしたり、書類を作成したり、メールを打ったり、パソコンは仕事の重要なサポート役です。
 

前かがみになった姿勢でアイロンがけなどの家事をしたり、腹ばいになって本や新聞を読むなどの動作も同様に、首付近の筋肉を疲労させ、肩こりを引き起こします。

肩こりを起こしている筋肉の内部で起こっていること

さて、肩こりを起こした首や肩のまわりではどんな現象が起きているのでしょうか。
 

筋肉が疲労したために不快なこわばり感や違和感を生じた状態が肩こりと説明しましたが、このこりは、筋肉が緊張して血流が悪くなり、筋肉内に老廃物がたまるために生じます。
 

たとえば、パソコンに向かって長時間作業をするなど同じ姿勢を続けると、腕や首を支えている僧帽筋や肩甲挙筋などの筋肉は疲労してしまいます。

また、筋肉が緊張した状態が続くと、血液の流れも低下します。
 

血液が心臓の拍動によって全身を循環していることは周知のことですが、筋肉も血液循環に一役買っていることはあまり知られていないでしょう。
 

筋肉は収縮する時に血液をポンプのように押し出し、弛緩する時に血液をよび込む作用をしているのです。

心臓のポンプ作用によって勢いよく流れている動脈血と違って、静脈血はこの筋肉のポンプ作用の働きによって流れています。

リンパ液の流れも同様に、筋肉のポンプ作用に頼っています。
 

筋肉の収縮と弛緩がスムーズに行われていれば、静脈血は滞りなく流れていきますが、筋肉が緊張すると、静脈は血行障害を起こしてしまいます。
 

血流が悪くなると、筋肉の緊張状態はさらに促進されます。

血流が低下すると、筋肉の活動に必要な酸素や栄養が十分に 給されなくなってしまいます。
 

筋肉は活動した後に老廃物を生み出します。

血流が低下すれば、この老廃物の排出が滞り、筋肉の中にたまってしまいます。
 

この老廃物は肩や首など ある末梢神経を刺激するため、こりや痛みとして自覚されることになるのです。


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肩こりの痛みの循環はエンドレスに増幅されていく

末梢神経で受けた刺激は脊髄を通って脳に到達し、こりや痛みとして感じられるわけですが、痛みが起こると、それに対する反応として神経が興奮(交感神経が緊張)します。

交感神経が緊張すると、筋肉は反射的に緊張し、もともと緊張していた筋肉がさらに緊張を増します。

・交感神経とは

内臓や血管は意志によらず、からだの内部の状況によって自動的にコントロールされていますが、この役割を担っているのが自律神経です。

自律神経には、交感神経と副交感神経の2つがあり、交感神経はからだの中で、車で言えばアクセルの働きを、副交感神経はブレーキのような働きをしています。

筋肉の緊張はさらに血行不良を招き、老廃物の排出が滞っていきます。

これを簡単な流れで説明すると、


①筋肉の緊張

②血流の低下

③老廃物の蓄積

④老廃物が神経を刺激

⑤脳に伝達

⑥こりと痛みがさらに筋肉の緊張を招く

①筋肉の緊張

②血流の低下

・・・(肩こりのサイクル)・・・

ということになります。
 

筋肉の緊張からこのような流れで肩こりのサイクルが生まれるのですね。。。
 

こうなると、終わりのない肩こりのサイクルが延々と繰り返されていくのです。

卵が先かニワトリが先かという議論のように、終わりのない肩こりの悪循環が続いていきます。
 

肩こり対策として、この悪循環をどこかで断ち切ることが必要です。
 

つまり、筋肉の緊張を解くこと血流をよくすることが肩こりを解決するキーポイントと言ってよいでしょう。
 

具体的にはストレッチ、体操などがその対策となります。

筋肉の柔軟性を回復し、血流をよくすることが肩こりを改善する上でとても大切なことなのです。

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