
肩こりは更年期や貧血、ストレスなど他の病気に伴って起こることも?
お疲れ様です。
肩こりって今では子どももなるって結構話題になっているようですね。
運動する量が以前と比べて減ってきてますし、基礎代謝や筋力の低下、それからゲームやスマホのやりすぎなんかも影響しているんでしょう。
人との付き合い方も徐々に難しい時代になってストレスからも影響があるようです。
今回は、肩こりの話題ですが、ストレスだったり更年期、低血圧、貧血などなど、肩こりが他の病気に伴って起こることもあるようですのでそのあたりについてお話していきたいと思います。
最近、肩こりが気になるな、と思われている方は是非、ご自身にも当てはめてみてくださいね。
肩こりは他の病気に伴って起こることもある
頑固な肩こりや痛みが続く...
そんな場合は以下の病気を疑ってみてください。
・更年期と肩こり?
更年期の症状としてよく知られているものに、顔のほてりやのぼせ、抑うつ状態(気分が落ち込んで何事もおっくうになる状態)がありますが、この他、かなりの頻度で現れる症状として肩こりがあります。
更年期障害で悩んでいる方のほとんどで肩こりの訴えがあります。
肩こりと同様に、腰痛や手足のしびれを訴える方も多いようです。
これは、女性ホルモンの乱れによって自律神経の働きがうまくいかないために生じると考えられます。
・高血圧と肩こり?
血圧の高い人が、肩こり、頭痛を訴えることがあります。
そして血圧が下がると肩こりがおさまることは、臨床上、よく経験することです。
といっても、高血圧の人すべてに肩りが生じるということではなく、また血圧が高くなればなるほど肩こりの症状が強くなるというわけでもありません。
また、血圧が下がると必ず肩こりがよくなるわけでもありません。
血圧が下がるとともに肩こりがおさまるのは、高血圧や肩こりの背景に悪しき生活習慣が隠れているためではないかと考える専門家もいるようです。
たとえば、精神的なストレスがあったために肩こりが生じ、同時に血圧も高くなっていた人が、ストレスがとり除かれることで血圧が下がり、肩こりもよくなったというわけなのでですが、その関連性については明確にわかっていません。
・低血圧と肩こり?
低血圧の人は、だるい、疲れる、頭が重い、手足が冷える、寝起きが悪いなどの症状とともに肩こりを訴えることがあります。
・貧血、動脈硬化症と肩こり?
貧血や動脈硬化症のために血行が悪くなり、肩こりを感じることがあります。
・脳の動脈の血流不全と肩こり?
動脈硬化症などのため、椎骨動脈、内頸動脈、脳底動脈の血流が悪くなった人は、肩こりを訴えることがあります。
・狭心症・心筋梗塞と肩こり?
狭心症や心筋梗塞の代表的な症状として、強い胸の痛みがよく知られていますが、肩や腕、背中の痛みとして現れることもあります。
狭心症や心筋梗塞を起こした時、知覚神経が混線を起こすのが原因です。
この痛みを関連痛と言います。
狭心症や心筋梗塞の肩の痛みでは、左側のほうが痛むことが多いようです。
・肺がん、肺結核、肺気腫など肺の病気と肩こり?
心臓の病気と同様に知覚神経が混乱するため関連痛として痛みを自覚し、肩こりを感じることがあります。
ストレスで肩がこる?
肩こりとストレスとの関連については、研究などで明らかにされているわけではありませんが、何らかの関係があることは確かでしょう。
仕事をやめたら肩こりが治ったというような話はよく耳にします。
精神的な緊張や悩みも、おそらく肩こりのもとになるでしょう。
慣れない手作業で神経を使うような仕事は、プレッシャーとなります。
絶対にまちがえないように、というあせりは、ストレスのもと。
ノルマがあったり、納期までに間に合わせなければとあせって行う作業は、心身の緊張を招いてしまいますよね。
精神的なストレスを感じる場面と言えば、ほかに思いあたることはたくさんあるのではないでしょうか。
ストレスと肩こりの関係とは?
ストレスと肩こりの関係としては、次のようなメカニズムが想像できます。
不安を感じたり、悩み事を抱えたりして精神的に不安定であれば、筋肉も知らず知らずのうちに緊張した状態になっています。
筋肉が緊張していると、 血流が悪くなり、老廃物がたまってしまいます。
また、ストレスにさらされていたり、悩みがある場合、ふだんなら気にならない痛みやこりが強く感じられることもあるでしよう。
痛みなどの感じ方には、精神的なコンディションも大きく関与しているのです。
まとめ
ここまで肩こりと他の病気との関係についてお話しました。
いずれも耳にしたことのある病気が多いですが、ストレスの影響を受けやすいタイプの方って日本人なら結構多いと思います。
仕事に対しては責任感が強く、きちょうめんで、何事も自分が手を下さなければ気がすまない人、ささいなことでも大きく受け止め真剣に悩んでしまう夕イブの人は、人一倍ストレスにさらされやすいと考えられます。
「病は気から」ともいいますが、自分のメンタルも上手にコントロールできるようになれたらいいですよね。