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祭り

京都祇園祭 祭りの見どころ、日程・スケジュールは?豪華山鉾の紹介

京都の初夏は暑いです!
 

夕方に一雨くればと西空を望めば、碁盤の目の町屋の瓦が金色に光ります。
 

この時期、室町通り、新町通りを四条通りに向けてゆっくり歩くと、浴衣姿が急に目立ってきますね。
 

今回は、京都の祇園祭について見どころや日程スケジュール、京都の豪華な山鉾についてご紹介したいと思います!
 

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京都 祇園祭 祭りの歴史や見どころについて

『コソコンチキチ コンチキチ』
 

京都の祇園祭といえば、7月1日からです。
 

祭りは目と耳で楽しむものですね~。
 

小路を一本曲がると、家々から祭りの風情が伝わってきます。
 

京都の祭りというと、祇園祭と葵祭(賀茂祭)をさします。
 

葵祭は上賀茂、下鴨の両神社へ勅使(皇室からの使い)の行列が祭りの中心なので、いわば「公」の祭です。
 

それに対して祇園祭は民衆(町衆)のエネルギーが爆発する祭りである。
 

この爆発という表現は、京・町衆には似合わないかも知れません。
 

一気に爆発するのではなく、なんと町衆たちは祭りに向けて一年も前から32基の山鉾の修理、装飾品の復元、補助金の交渉や予算、そして保険等あらゆる実務をこなし、一年間日々祭りの準備の中で生活しています。
 
 

32基の山鉾には、「月鉾」「船鉾」「菊水鉾」「長刀鉾」等と種類があり各町内の保存会がそれぞれを所有しています。
長刀鉾」は四条通烏丸東入長刀鉾町、というように。
 
 

この「長刀鋓」は7月17日。
 

32基勢揃いの巡行には必ず先導をつとめます。
 

そして、お稚児が乗り注連縄を切るという重要な役割を果たすのです。
 
 

具体的に祭りが始まるのは6月上旬お稚児選びからです。
 

選ばれるのは長刀鉾町からなのですが、現在は銀行などが多く居住者が少なく京都市内の代々から続く旧家の小学生の男子の中から選ばれるようになりました。
 

そして、6月吉日稚児は生家から離れ、長刀鉾町の養子となります。
 

このことを「結納の儀」といいます。
 
 

子供は毎日囃子の稽古、舞の稽古、各町衆への挨拶と忙しく過ごします。
 

忘れてならないのは髪型までも変え、後ろ髪を三角に刈りそろえるのです。
 

京の町にたった一人の稚児の出現。
 

7月5日にお稚児が初めて市民に披露されるのですね。
 

人々から「お稚児さんや、お稚児さんや」と声がかかるようになります。
 
 

7月に入ると、各町内で囃子の稽古が始まります。
 

会所に行くと母親に抱かれた幼児から7、80歳の古老までが祇園囃子をさらいます。
 

子供は先ず鉦、先輩に習って鉦鉢を叩くまねをします。
 

「あんたそこちぃと早いんよ、少しねばってん」と全て口伝なのです。
 

各鉾ごとに30曲位あります。
 

小さいときから肌に染み込んだ町衆の作法やしきたりの結晶がこの祭りの特徴です。
 

おそらく100以上越える約束事をさらりとこなしてしまうのでしょう。
 

そこには千年続いた祇園祭に対する町衆のエネルギー(信仰)があるのです。
 
 

祇園祭は古くは[祇園御霊会」と呼ばれて、東山祇園町の八坂神社の祭礼になります。
 

御霊とは、疫病を流行させたり生活に災いをもたらすものとされました。
 

その霊を八坂の主神牛頭天王の霊力でおさえてもらうことから始まったのです。
 

7月10日鉾建てが始まります。
 

四条通りを交通規制し鉾が次々と建てられます。
 

鉾は釘一本使われていません。
 

全て縄で結わき山車は組み込みで作られるのです。
 

また、不思議なことに打合せということをしないのです。
 

建方がパッと集まりサッと立ててしまいます。
 

ここにも伝統の厚さが見られますね。
 

祇園祭は祭りというより、京の生活そのものです。
 

老人から若者へ、そして子供へと、大きなうねりのように受け渡されていくのです。
 
 

今夜も囃子の稽古が「コンコンチキチ、コンチキチ」と夜空に響きます。
 

17日の巡行をめざして稽古に余念がありません。
 

京都 祇園祭 祭りの日程スケジュールは?

祇園祭 7月1日~31日

お稚児選びからだと6月からになります。
 

・長刀鉾椎児結納の儀

6月吉日
稚児に選ばれた男子が長刀町の養子となります。

 

・吉符入

7月1日
神事始めの意各山鉾町で関係者による打ち合せがあります。

 

・くじ取式

7月2日
17日の山鉾巡行の順番をくじにより決めます。

 

・お迎え提灯

7月10日
17時時頃から、神輿洗いの神輿を迎えるため趣向を凝らした提灯をもって行列します。

 

・神輿洗

7月10日
20時時頃、神輿3基のうち中御座の神輿をかつぎだし、四条大橋まで運び、鴨川の水で洗い清めます。

 

・鉾・山たて

7月10~13日
各町では巡行の山鉾が収蔵庫から出されて組み立てられます。

 

・稚児社参

7月13日
長刀鉾にのる稚児が八坂神社へ参り五位の位をもらいます。

 

・祇園囃子

7月13~16日
山鉾がたてられると囃子方がのりこみ祇園囃子を流します。

 

・宵山

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7月14, 15, 16日
山鉾の提灯に灯がともされ祇園囃子が賑やかに奏でられます。
周りでは子供たちがお守り(山鉾町によって祈願内容が違う)などを売る 美しい屏風祭もこの期間中。

 

・山鉾巡行

7月17日
9時、四条烏丸出発。

 

・神幸祭

7月17日
山鉾巡行後、八坂神社から神霊の降りた神輿がお旅所まで担がれる。

 

・花傘巡行

7月24日
花街のきれいどころの踊、鷺舞、六斉念仏、子供神輿、祇園囃子、稚児など総勢千人の行列が八坂神社へ向かいます。

 

・還幸祭

7月24日
3基の神輿が17時頃、四条の御旅所を出て、氏子町内をまわり、22時時頃神社へ帰ります。

 

・神輿洗

7月28日
10日と同様、四条河原で神輿を洗い清め、20時頃神社へ帰ります。

 

・疫神社夏越祭

7月31日
鳥居に茅の輪をつけ、くぐって疫病を払います。

 


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京都 祇園祭 動く芸術品 山鉾のご紹介

日本全国各地に山鉾祭りは数々ありますが、そのお手本はここ祇園の山鉾です。
 

新旧交えたその豪華な装飾は観るものの目を離しません。
 

32の山鉾のうちその一部を紹介します。
 

山鉾のご紹介

・月鉾

1.tukihoko

鉾名のとおり鉾頭に三日月をのせています。
鉾の装飾は名工揃いで素晴らしいですよ。

 

・菊水鉾

2.kikusuihoko

大火で消失したが町衆の熱意によって、昭和27年再興されました。
昭和の匠の技がさえるところです。

 

・船鉾

3.hunahoko

神功皇后の伝説をもとに船形をした鉾、御神体の神功皇后には神面がついている。

 

・長刀鉾

4.naginatahoko

鉾頭に疫病除けの大長刀を付け、常に山鉾巡行の先頭をゆきます。
唯一、生稚児がのります。

 

・岩戸山

5.iwakoyama

天の岩戸に由来した山。
屋根に御神体のイザナギノミコトをのせるのです。

 

・南観音山

6.minamikannon

巡行の最後をゆき、別名下り観音山と呼ばれます。
宵山深夜のあばれ観音も見ものですよ。

 

・長刀鉾 見送り

7.naginata_miokuri

上写真長刀鉾の見送りです。
中央に四つ爪の真向龍をおいた中国明代の綴錦。

 

・鶏鉾 見送り

8.torihoko_miokuri

ベルギー製飾毛綴(16c)は重要文化財になります。
トロイア戦争図。王子が妻子と別れる様子。

 

・放下鉾 見送り

9.houkahoko_miokuri

現代日本作家の作品,古いものだけでなく現代の新しい感性も取り入れる。

 

おまけ 葵祭

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5月15日
 

目に青葉山ほととぎす 初鰹
 

この句がぴったりとしたシーズン。
 

新緑の中に官女が行く。
 

葵祭ほど、女性たちが美しく着飾り際立つ祭は少ないでしょう。
 

京の人々は先を争って行列を見に行きます。
 

祭りのいわれは、上賀茂・下鴨両神社へ御所から絢爛たる装束衣装に身をまとい、勅使が参詣する行列祭りなのです。
 

この行列を見るためにしばしば「すいませんけど、ちょっと頭低うしてもらえますか」とか「おさんといてぇな」と観客は、しずしずと進む行列に相反して結構かしましい。
 

源氏物語にも物見車が道をふさぎ観客同士で争いがあったと記してありますが、今も昔も変わりません。
 

行列は先ず下鴨へ、そして賀茂堤を通り上賀茂へ。
 

葵祭には必ず人々が、葵の小枝を冠や衣装等にさすのです。
 

葵はウマノスズクサ科の野草で、賀茂両神、賀茂別雷と賀茂御祖の化身といわれています。
 

官女は黒髪に挿頭花として用いています。
 

近年には雷、地震除けとしてもその信仰を集めています。
 

葵は大地の神の植物なのです。
 

葵祭の祭りの見どころ、撮影ポイント

京都御所から上賀茂神社までとコースが長いので、どこでも容易に観覧できますが、ベストビューポイントとなると、やはりスタート地、京都御所の建礼門を出て築地塀を背景に歩む牛車の姿でしょう。
 

往時もかくやと思われる、優雅な、まさに王朝絵巻の再現シーンとなります。
 

また下鴨神社のただすの森参道、下鴨神社から上賀茂神社へと向かう賀茂川の堤(賀茂街道)辺りも、極彩色の華麗な衣裳が新緑に映えて美しく見応えがありますよ。
 

有料観覧席が京都御苑と下鴨神社参道に設けられます。
 

葵祭の祭りのスケジュール

京都御所出発(10時30分) → 堺町御門 → 丸太町通 → 河原町通 → 出町橋 → 下鴨神社到着(11時40分) → 社頭の儀
 

下鴨神社出発(14時10分) → 下鴨本通 → 洛北高校前(14時30分) → 北大路通 → 北大路橋(14時45分) → 賀茂川堤 → 御薗橋 → 上賀茂神社到着(15時30分)
 

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