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祭り

相馬野馬追の歴史 日程スケジュールは?祭りの見どころや撮影ポイントは?

相馬野馬追は、福島県原町市で毎年7月23日~25日に行われる祭りです。
 

炎天下に騎馬武者群が走り抜ける!
 

これはまさにタイム・トラベルですよ!
 

真夏の太陽がギラギラと射す原野を、なんと本物の鎧兜をぎっしりと装着した武士たちが旗指物をなびかせ、威風堂々と行進していくのです。
 

スクリーンやテレビに映った幻ではなく、目の前を実際に騎馬武者数百騎が移動しているのです。
 

つぶさに見れば、武者たちは顔に汗を流し、馬の鼻息までが聞こえてきます。
 

その迫力はまさに時代絵巻です!
 

今回は福島県の有名な祭り「相馬野馬追」について、その歴史や祭り期間中のスケジュール、見どころや撮影ポイントについてご紹介します。

 

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相馬野馬追ってどんな祭り?歴史もご紹介

騎馬武者 神事の迫力
 

戦国時代を再現するような相馬野馬追は見る者に時を忘れさせ、異空間をつくり出す「馬と人」の祭りです。
 

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祭りに繰り出す騎馬武者たちは2市6町1村から原町市雲雀ケ原の主祭場に集合する23日午後には「宵乗競馬」が始まります。
 

白鉢巻・野袴・陣羽織に古式馬具の数百騎が、翌日の本番に備えての前哨戦を展開します。
 

ハイライトは24日にやってきます。
 

早朝、一番螺(法蜘)が高らかに響くと一斉に起床します。
 

二番螺で身支度を整えた騎馬武者たちは原町市に集合します。
 

三番螺が鳴ると、総大将の指揮のもと、全軍が騎馬行列を開始します。
 

約2時間の行軍を経て、祭場に到着すると、正午いよいよ「古式甲冑競周」の開始です。
 

カラフルな旗指物をなびかせ、騎馬武者たちが一周1000mの馬場を全力疾走します。
 

砂煙が上がり、大歓声があたりを轟々と揺るがす勇躍動、スリルと興奮ですよ!
 

そして、午後の神旗争奪戦で祭りはさらに盛り上がります。
 

花火を合図に妙見神社の神旗が空から降ってくると、馬と人の動きがにわかに活発になり、ぶつかり合い、せめぎ合うのです。
 

いななく馬、怒号する武者たち。
 

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その熱気、その迫力が、降り注ぐ暑熱を爽快に打ち払います。
 

そして25日、祭りは野馬懸で終了に近づきます。
 

裸の荒馬を素手で捕らえ、神前に奉納する古式の行事は、1000年の歴史をふまえた伝統ある儀式なのです。
 

相馬野馬追 祭りの日程スケジュールは?

祭りのスケジュール

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7月23日

・出陣/相馬市・原町市・小高町
相馬妙見三社でそれぞれ出陣の儀式を行った後、各神社の神輿を中心に隊列を組んで、一路、本祭り会場(祭場地)の雲雀ケ原(原町市)へと本隊をお繰り出す。

 
・相馬中村神社(相馬市)
9時30分出陣 → 北郷(鹿島町) → 14時祭場地着

 
・相馬太田神社(原町市)
正午出陣 → 13時祭場地着

 
・相馬小高神社(小高町)
10時30分出陣 → 14時祭場地着
中でも総大将を擁する相馬中村神社では、出陣の儀式は厳かに執り行われる。

 
・総大将お迎え/鹿島町
北郷(鹿島町)の騎馬隊は総大将を鹿島町の土樋で出迎え合流し、北郷陣屋でお迎えの儀式を執り行い、祭場地のある原町市へ向かう。

 
・宵乗り競馬/原町市
14時から雲雀ケ原祭場地では、馬場清めの式を行った後、古式馬具を着けた武者たちの宵乗り競馬が行われる。

 

7月24日

・騎馬武者行列/原町市
9時、原町市の北方、小川橋付近に集結した騎馬隊は、約3km先の雲雀ヶ原祭場地を目指して進軍を開始する。

 
・古式甲冑競馬/原町市
正午、陣螺、陣太鼓の音とともに、若武者たちが雲雀ケ原の一周1000mの馬場で12頭立てで10回競馬を行う。

 
・神旗争奪戦/原町市
13時、山頂の陣螺が鳴り、戦闘開始の合図を告げると、騎馬武者たちが雲雀ヶ原一面に広がり、舞い下りてくる御神旗を奪い合う。

 

7月25日

・野馬懸/小高町
相馬小高神社で行われる神事。
9時、境内に設けた竹矢来の中に追い込んだ裸馬を素手で捕らえ神前に奉納する。


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相馬野馬追 祭りの見どころや撮影ポイントは?

祭りの見どころ

相馬野馬追の開催地は、相馬市、原町市、相馬郡小高町 そして双葉郡と広域。
 

それは旧相馬藩領挙げての祭りだったからなのです。
 

そのうちメインイベントの甲冑競馬と神旗争奪戦は、野馬追祭場地の原町市雲雀ヶ原源を会場に行われます。
 

雲雀ヶ原での観覧は有料観覧席は山の斜面に沿って設けられ、円形劇場の趣きで迫真の戦国絵巻を観覧できる席は団体指定席と一般自由席とがあり、一般自由席は大人当日券1000円(前売800円)、子供は半額。
 

詳細は事務局に問い合わせを。
 

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撮影ポイント

甲冑競馬の撮影ベストポイントは馬場のコーナー付近です。
 

土煙りを上げ疾走してくる人馬をまさに正面でとらえることができますよ。
 

ただし、例年、場所取りのカメラマンで混雑するので覚悟のうえで...
 

武者行列も原町市の市街で行われるがルートの旧国道沿道で自由に見ることができます。
 

騎馬武者たちは左肩に野馬追の役職と氏名を表わす肩印を付けているので、進行方向の左側にいると興味もいっそう増すかもしれませんね。
 

また、行列見物の際には、行列の前を横切ることはタブーです。
 

沿道の建物の2階など、騎馬武者より高い位置からの撮影も禁じられているので注意しましょう。
 

最後におまけ 野馬追と平将門について

相馬野馬追の起源は 相馬氏が始祖とする平将門(?~940年)が下総の国(千葉県北部)で野生馬を追い、武術を鍛錬するとともに、捕らえた馬を氏神に神馬として奉納したことに由来するといわれています。
 

馬は農耕用ではなく、輸送や軍事に使役されることが多く、のちに相馬地方をおさめた相馬藩6万石も、野馬追で軍備を充実させました。
 

戦国の雄・伊達政宗は、

「われ敵を討ってほとんど意に任せざるなし。
ひとり相馬は小敵といえど服しがたし」
 

と相馬を評したといいます。
 

古くから馬と関わりの深かった相馬地方で、いまなお騎馬武者による神事が盛んなゆえんでしょう。
 

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