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祭り

郡上踊りの歴史と名曲 歌詞や踊り、祭りの日程スケジュール、見どころは?

郡上(ぐじょう)踊りは2ヶ月におよぶ超ロング盆踊りです。
 

岐阜県郡上郡八幡町にて、毎年、7月中旬~9月上旬にかけて行われます。
 

~ 郡上の八幡出て行くときは、雨も降らぬに袖しぼる ~
 

心にしみる歌詞をもった「郡上節」で踊る郡上八幡の盆踊りは、一度参加すると忘れられない思い出になるでしょう。
 

祖先や肉親の霊を慰める盆の行事は鎮魂と懐かしみのやさしい心情に満ちたものが多いですね。
 

なかでも各地に伝わる盆踊りは、生ける者と死せる者の、いわば魂の交流の場でもあります。
 

今回は、郡上踊りについてその歴史のご紹介、踊りの名曲歌詞紹介、祭りの日程スケジュールについて、

祭りの見どころや、撮影ポイントなどまでお話します。
 

興味のある方はぜひご参考くださいね。
 

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郡上踊りの歴史について

徹夜踊りのエクスタシー
 

岐阜県郡上郡八幡町の盆踊りは、江戸寛永年間(1624頃)の藩主・遠藤慶隆が士農工商の和を保つため、毎年踊りを奨励したのが始まりといわれます。
 

また、一説にはそれから130年後の宝暦年間、農民一揆のあと、青山幸道が城主となったとき、領民の融和をはかって盆踊りを保護したともいわれ、その正確な起源はわかっていません。
 

しかし、いずれにしても郡上踊りは400年以上にわたって踊り続けられてきたのは確かです。
 

毎年7月から9月にかけて、ほとんど毎晩のように「郡上踊りの夕べ」が繰り広げられ、地元の人々と観光客が多数、踊りの輪をつくります。
 

とりわけ徹夜で踊り抜く盆祭りの4日間(8月13日~16日)のにぎわいは全国民謡踊りの圧巻です!
 

祖霊鎮魂とともに、レクリエーションとしても盛大な催しとなっていますよ。
 

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老いも若きも一団となって、なごやかな踊りの輪を広げ、時には数千数万の踊り手たちが手拍子をそろえて踊り抜く。
 

誰でも気軽に踊りの輪に入っていけるのが特徴で、遠巻きにして見ているだけではその楽しさは十分理解できませんが、一度踊れば全身全霊、踊りのエクスタシーに没頭してしまうことでしょう。
 

郡上踊りは、摩訶不思議な盆踊りというべきでしょうかね。
 

郡上踊りの名曲 歌詞や踊りをご紹介

輪になって踊ろう!

もともと見る踊りではなく、一緒になって踊り楽しむのが郡上踊りの醍醐味です。
 

「踊る観光客」大歓迎。
 

普段着でオーケーですが、できればくつろいだゆかた姿で踊りに参加したいですね。
 

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踊りには10の異なる型があり、優雅なスローテンポなものから、陽気でリズミカルなものまで多種多様です。
 

初めてでも見よう見まねで大丈夫です。
 

会場に設けられた屋台を中心に幾重もの踊りの輪ができますので、無心に踊って、いい汗をかこうじゃありませんか。
 

飽きることない名曲ぞろい!

郡上踊りには10以上の名曲・名歌詞があり、情緒・ユーモア・リズム・哀調・騒乱と、その曲趣もさまざまです。
 

徹夜で踊っても飽きさせないヒミツの、ほんのさわりをご紹介します!!
 

◆かわさき

郡上のナ 八幡出てゆくときは
  アソレンセ
雨も降らぬに 袖しぼる
  袖しぼるノー袖しぼる

享保年間勢州(伊勢)古市の里で唄われた川崎音頭が参宮道者によって郡上の地に伝承されたもので、郡上踊りの代表歌です。
 

◆三百

今年初めて三百踊り
  おかしかよらずよ他所の衆が
はげた頭をヤカンじゃと思て
  番茶つまんでしかられた

宝暦八年、丹後の宮津から国替えになった青山大和守幸道が、長途の労をねぎらい、供の者上下の差別なく三百文の金子を賜わった感激がはやしとなったのです。
 

◆やっちく

アラーヤッチクサッサー
  これは過ぎにし其の物語り
聞くも哀れな義民の話
  時は宝暦五年の春よ...

両の手に八枚の竹を打ちならし唄ったかどづけが「八百屋お七」「鈴木主人」のようなくどき唄を哀調をこめて唄い廻ったのが、民衆の共感を呼んで踊り化したといわれています。
 

◆甚句

やぐら太鼓にふと目を覚まし
  明日はどの手で投げてやろ
ついて行きたい送りに出たい
  せめて御番の札所まで
盆じゃ盆じゃと待つうちゃ盆よ
  盆がすんだら何を待つ

地の句が訛ったものといわれ各地の歌詞にもその地方で唄いつがれたものが多いようです。
 

◆春駒

踊り上手でしんしょ持ちようて
  赤い襷の切れるまで

幕末から明治にかけて、春先になると越前の油坂峠を越えてやって来た鯖売りの声が、はやしとなり踊り化されたという一説もある威勢のよい踊りです。
 

◆さわぎ

飲めや騒げや一寸先ゃ闇よ
  今朝も裸の下戸がきた
若い娘と新木の舟は
  人が見たがる乗りたがる

遊里で三味線や太鼓を用いて、賑やかに唄ったものですが、郡上ではこの踊りに三味線も太鼓も入れないで、派手な手拍子と、ことさらに踏み鳴らす履物の音が勢いよく響いて見物衆を興奮させます。
 


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郡上踊り 祭りの日程スケジュールについて

祭りのスケジュール

・7月

11日 旧役場前(踊り発祥祭)
16日 上殿町
18日 旧役場前
25日 旧役場前
26日 旧役場前
27日 観光センター
28日 岸剣神社
30日 川原町
 

・8月

1日 鍛冶屋町
2日 城山公園
3日 下殿町
4日 大手町
5日 観光センター
7日 本町
8日 郡上八幡駅前
9日 今町
10日 新栄町
11日 下日吉町
13日 新町~橋本町
14日 橋本町~新町
15日 橋本町~新町
16日 本町※
18日 下愛宕町
19日 立町
20日 本町
22日 八幡神社
23日 上桝形町
29日 新町
30日 新町
 

・9月

5日 旧役場前(踊りおさめ)
 

・日程スケジュールの補足

踊り時間は土曜日は20時~23時頃まで。
平日と日曜日は20時~22時30分頃まで。
徹夜踊りの8月13日・16日は20時~翌日4時頃まで。
同じく徹夜踊りの8月14日・15日は20時~翌日5時頃まで。
いずれも20時の時点で警報が発令されている場合、その日の踊りは中止となる。

 

郡上踊り 祭りの見どころや撮影ポイントは?

・祭りの見どころ

郡上踊りは、7月上旬から9月はじめまで、約30夜にわたって、町内およそ18の会場を変えながら踊り続けられます。
 

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あちこちに屋台が立ち、町は祭り気分一色に塗り込められますよ。
 

日程と会場は表の通りですが、それぞれ場所の縁日と結びついて踊りが奉納されます。
 

あらかじめ観光協会に当日の会場を確認して出向くとよいでしょう。
 

・祭りの撮影ポイント

クライマックスは何といってもお盆の8月13~16日に行われる徹夜踊りです。
 

老いも若きも、夜を撤して踊りに酔い痴れます。
 

この間は数十万人の観光客が繰り出し混雑するので、早めに現地に到着し、ビューポイントを確保したほうがいいですよ。
 

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できれば浴衣を用意して参加を!
 

さいごに

美しい水の街
 

郡上八幡は奥美濃の小京都といわれる歴史のある城下町。
 

しっとりした町のたたずまいは心ひかれます。
 

名水の町としても知られ、郡上踊りの見物とあわせ、町中のそぞろ歩きをおすすめしたいですね。
 

町を代表する名水「宗祇水」は全国名水百選で第1位に選ばれました。
 

江戸時代に造られた用水路が今も町を縦横に走り、その水路にそって趣きのある散策路が設けられている鯉の泳ぐ「いがわこみち」、水舟と呼ばれる水飲み場のある「やなか水のこみち」はぜひ行ってみてください。
 

付近の紅柄格子の古い家並みも美しく印象的です。
 

また、八幡山山頂に建つ町のシンボル「八幡城」、町の文化や歴史、郡上踊りなどの展示がある「郡上八幡博覧館」など見どころがいっぱいですよ。
 

町の中心から主な観光ポイントへは歩いていけますし、伝統工芸の藍染や紬も忘れがたいものですね。
 

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