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祭り

長崎くんちの歴史・概要 龍踊りや祭りの見どころ、スケジュールのご紹介

今回は長崎県長崎市で毎年10月に行われる有名なお祭り、「長崎くんち」についてお話しますね。
 

祭りの名前にある「くんち」って何のことだかご存知ですか?
 

長崎くんちの歴史や祭りの概要、見どころと日程スケジュールについてもご紹介していきたいと思いますので、ぜひご参考ください!
 

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長崎くんちの歴史・概要

長崎「くんち」の意味は?

くんちという奇妙な響きも、じつはなんのことはないです。
 

この諏訪神社の大祭が、もとは旧暦9月9日(くにち)に行われていたからなんです。
 

『くがつくにちの祭り』

  ↓

『くがつくんちの祭り』

  ↓

『くんちの祭り』

  ↓

『長崎くんち』

という具合でしょうか。

 

長崎くんちの歴史

キリシタン対策として江戸初期、長崎奉行の奨励によって盛んになったのが始まりといわれています。
 

長崎くんちの別名は長崎諏訪祭りといい、初めはきわめて日本的な形式のものだったかもしれません。
 

異国情緒を表面に押し出したのは、元禄年間(1688~1704)に唐人屋敷が創設されてからのことだといいます。
 

nagasaki_kunchi_b

 

唐人(中国人)の祭りによく登場する龍の舞いは、きわめて直接的に長崎町人に伝授され、龍踊りになったのです。
 

今では全国的に多くのファンをもつこの出し物、長ラッパ・ドラ・太鼓・バチと呼ばれる大小の中国楽器が高らかに奏でられ、長い棒の先についた金色の玉を操る「玉使い」が玉を巧みに動かすと、龍が生き物のようにそれを追うのです。
 
 

そのほか南蛮船、唐人船、御朱印船などエキゾチックな曳きものの数にも、古くからの国際都市長崎の特徴が色濃くあらわれます。
 

くんちの出し物は寛文12年(1672)以来、「踊り町」77カ町と定められ11カ町ずつ7つの組に分けられて7年ごとに受け持つため、すべての出し物を見物するには7年かかることになります・・・!
 

ですが、近年は5~7カ町だけ出場することが多いようです。
 

祭りの概要

前日(10月7日)・中日(8日)・後日(9日)の3日間、長崎の町は祭り色に塗りつぶされますが、祭りの序章は、そのはるか以前6月1日の「小屋入り」に始まり、奉納出し物の練習が開始されるのです。
 

さらに10月3日には「庭見せ」があります。
 

出し物、演者の衣装、小道具が町内にずらりと飾られ、祭りの準備が整ったことを市民にアピールするのです。
 

nagasaki_kunchi_e
 

前日のさらに1日前の6日、出し物奉納の舞台となる諏訪神社境内は場所取りの人々で大賑わいとなります。
 

"広場 踊り馬場"の周辺に組まれた桟敷は有料ですが、神社拝殿に通じる中央73段の階段(通称長坂)には無料開放の特等席になるためなのです。
 

7日午前7時、奉納一番手の踊り町が出現します。
 

長崎くんちは、その瞬間、熱狂的な3日間の幕を切って落とすのです。
 

龍踊りなど 祭りの見どころ

祭りの見どころ

くんちの3日間、長崎の街はシャギリの音に包まれ、祭り一色に染め上げられます。
 

奉納踊りのメイン舞台は諏訪神社境内の踊り馬場。
 

そして市公会堂前広場、長崎港わきの大波止(お旅所)、八坂神社の各踊り場でも踊りが奉納されます。
 

それぞれ有料の桟敷席が設けられるので早めに手配をして、そこで観覧するのがベストです。
 

踊り場により発売日、料金等が異なるので問い合わせを。
 
 

「おすわさん」の名で市民に親しまれている諏訪神社は社域も広く壮大な社殿をもちます。
 

山腹の傾斜にそって70段ほどの幅広い石段が楼門まで続いていますが、そこが祭りの有料観覧席となります。
 

前日(まえび)のさらに前の日には、無料の特等席を確保しようと徹夜の陣取り合戦が行われます。
 

体力に自信のある方は挑んでみてはいかがでしょう^^
 


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龍踊り 異国情緒たっぷりの奉納踊り

なかでも一番の人気のだし物は中国色濃厚な龍踊りです。
 

nagasaki_kunchi_1
 

ドラやラッパや太鼓の強烈な響きの中、龍が空中をのたうち舞う。
 

奉納踊りでは興奮がクライマックスに達すると、観衆から一斉に「モッテコーイ、モッテコーイ」のかけ声が上がります。
 

あなたもぜひ、長崎人になったつもりで一緒にどうぞ。
 

ずしりと感動が伝わってくるはずですよ~。
 

ちなみに龍踊りは江戸期、唐人屋敷の隣町であった本篭町がそこに住む唐人に習って奉納踊りとしたといわれています。
 

オランダ万才然り。
 

nagasaki_kunchi_c
 

くんちは異文化の宝庫だった長崎の歴史を映しているのですね!
 

奉納踊りが済むと神輿のお下りです。
 

諏訪神社本殿から273段もの長い石段を一気に駆け下り、お旅所へ向かうその様は勇壮そのものです。
 

これもまた絶対見逃せません。
 
 

また各町の奉納踊りの先頭に出てくる傘鉾の壮大さ、華麗さも目を楽しませてくれます。
 

もし奉納踊りを見そこなってしっても、出し物は境内を出てから各町内を回って踊りを披露するので、そちらへ出向くといいでしょう。
 
 

シャギリ(囃子)の音がにぎやかに響く。
 

「モッテコーイ! モッテコーイ !」とぎっしりとつめかけた群衆の声がわく。
 

きらびやかな色彩が氾濫し、龍踊りの青いウロコがうねる。
 

長ラッパがツーツーと吠える。
 

長崎くんちは日本の祭りというより、異国情緒にむせかえるエキゾチックなバイタリティの爆発なんです。
 

異国情緒にむせかえります...。
 

中国の正月行事がある。
 

オランダ万歳もある。
 

ポルトガルの南蛮船が地を走る。
 

そうかと思えば日本の太鼓が打ち鳴らされ、笛が鳴り、神輿が躍動する。
 

心がわきたち、人々の目は忙しく空を走る。
 
 

見どころ満載ですね^^

 

長崎くんち 祭りのスケジュール

10月7日~9日

10月7日(前日:まえび)

・奉納踊り

諏訪神社 7時~、16時~
公会堂前広場 17時~
お旅所 9時~

・神輿お上り

お旅所~日枝神社 13時~
神輿のお下り

 

10月8日(中日:なかび)

・奉納踊り

八坂神社 7時~
公会堂前広場 8時10分~

・神輿お下り

日枝神社~お旅所 13時~

 

10月9日(後日:あとび)

・奉納踊り

お旅所 7時~
諏訪神社 8時10分~

 

・奉納踊りの観覧について

市内4カ所で行われる奉納踊りは例年6~7月に有料観覧券が発売されます。

入手できなくても、公会堂広場は当日券があります。

 

異文化の香る町・長崎

souhukuji
崇福寺

異国情緒が豊かに香る長崎は、古くからの日本の玄関でした。
 

元亀元年(1570)ポルトガル船が来航して以来、この街は外国文化の輸入口となりました。
 

天正8(1580)年領主大村純忠が長崎をイエズス会に寄進したため、一時は天主教会領となったのですが、豊臣秀吉が九州征伐の際に没収、直轄領として長崎奉行を置きました。
 

近世になって諸外国がしきりに来航するようになり、さまざまな外国文化のるつぼとなります。
 

江戸幕府の鎖国以後は、オランダ・中国のみ来航を許されましたが、それ以前に流入したヨーロッパ文明など、異文化は根強く残っていくのです。
 
 

現在でも各種工芸品、しっぽく料理や皿うどん、ちゃんぽん、カステラなど、長崎名物とされるものの中には、中国を始め、ヨーロッパ文化の名残りが色濃いものです。

 

長崎くんちの興奮をいつでも

グラバー園内にある長崎伝統資料館は 長崎くんちの出し物、唐人船や龍船、各踊り町の傘鉾などを常設で展示しています。
 

また、奉納踊りの興奮の場面を記録した映画を上映。
 

長崎くんちのときでなくとも、ゆっくりとその気分を堪能できますよ。

 

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