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お正月

正月飾り 玄関への飾りは何?各種名前と由来、飾る場所を解説

2016/10/24

ここではお正月飾りに関しまして

・正月の飾りものって何?
・正月の飾りもの 名前と由来
・正月の飾りもの 飾る場所は?

というお悩みポイントに焦点をあてています。

・正月の飾り物って何だっけ?!あれが思い出せない!

・鏡餅は家のどこに置くもの?

・羽子板とか必要?正月飾りものの意味や由来を勉強したい。

このようにわからないことでお悩みを持たれている方がいらっしゃると思いますのでここでしっかり確認していきましょう。

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正月の飾りものって何?

正月飾りは、正月になってから飾るのではなく、正月に向けて大晦日よりも前に事前に準備し飾ります。

飾るものは何と何があるでしょう?

玄関には何を飾るのでしょう。飾る場所はそれぞれどこに飾るのでしょうか。

まずは正月に飾るものですが、ざっと以下のようにあります。

・門松
・しめ縄
・鏡餅
・餅花
・繭玉
・輪じめ
・羽子板
・破魔矢、破魔弓
・生け花
・掛け軸

それぞれ、どんなものなのか、読み方やその物の由来、飾る場所について以降の章でご説明していきたいと思います。

次の章では正月飾りについて飾る物の名前や由来についてご説明していきます。

正月の飾りもの 名前と由来

この章では、前章でピックアップした正月に飾るものについてその名前の読み方や由来について説明します。

門松

il_kadomatu

読み方・呼び方

「かどまつ」と読みます。
他の呼び方として、「松飾り」、「飾り松」、「立て松」とも言われます。

由来・説明

門松(かどまつ)は、新年に年神様が降りてくるときの目印として家の門の前に立てることからその名前が付けられました。
常緑の松は神様が宿る木と考えられ、その生命力から古く不老長寿や反映の象徴として松はおめでたい樹木として正月に飾る習慣が根付きました。
また、のちに竹が長寿を招く縁起ものであるとして添えられるようになりました。
門の前に左右にそれぞれ立て飾り、向かって左側を雄松(オマツ・男松)、右側を雌松(メマツ・女松)と呼びます。

しめ縄

il_shimenawa

読み方・呼び方

「しめなわ」と読みます。
呼び方は同じですが表記として、「しめ飾り」、「標縄」、「七五三縄」、「〆縄」とも記述されます。

いろいろな表記の仕方がありますのでそれぞれ語源について説明します。

・注連縄(しめなわ)
これは、中国の注連(ちゆうれん)の文字から由来しています。
注連では人が亡くなった後、再び死者の霊魂が家へ入ってこれないように、「家の出入り口に清めの水を注いだ縄を連ねて張る」という風習がありました。
この風習で使われていた縄と日本のしめ縄が似ているので、「注連縄」という言葉が定着したそうです。

・標縄(しめなわ)
万葉集に標(シメ)の説明記があり、それが由来しているといわれています。

(1) 場所の領域を示し、立ち入りを禁止するための標。木や岩に縄を張る。
(2) 山道などの道しるべとするためのしるし。草の葉や木の枝に縄を張る。

上記の2とおりの意が示されていますが、いずれも一般の立ち入りを禁じており神社の境内にある木などでも見られるしめ縄にも、「特別で神聖な場所」であることを示しています。
また、勝手に触れさせないように。という意味もあります。

・七五三縄(しめなわ)
これは諸説あります。

・しめ縄には古くから様々な種類が作られており、その中の1つに、ロープ状のしめ縄にワラを3本、5本、7本とかけるタイプがあります。
 そこから「七五三縄」とかかれるようになりました。

・神社を建造で柱を立てるとき、縄をかけますが、その際、「3回」巻いて、今度は逆に「5回」巻き、さらに逆に返して「7回」巻く。という方法があります。
 この方法で柱を立てると、縄をある方向に引くだけでほどけます。
 こういった技術の浸透から「七五三縄」という表記ができた。ともいわれます。

・紙垂(しで:紙を折って作られたひらひら物)を垂らす位置が三番目・五番目・七番目とする説。

・〆縄(しめなわ)
「〆」はその場所を占めるという意味から由来されていると言われています。
”これより内は注意しなさい”という意味も含まれていて、縄で神聖な場所と普通の場所を区別するために張ります。

由来・説明

しめ縄は、家の中が年神様を迎えるために清められた場所ですよ、ということを示します。
もともとは神社と同じように、家にしめ縄を張り巡らしていましたが、徐々に簡略化され、今はしめ飾りや輪飾りがよく使われています。
しめ飾りには、裏白(うらじろ)、ゆずり葉、橙(ダイダイ)などの植物があしらわれています。

それぞれ次のように縁起の良いものと考えられています。

・裏白(うらじろ)
不老長寿・・・うらじろの葉の裏が白いことから白髪がはえても夫婦とも健康でいられる願いがこめられています。

・ゆずり葉
子孫繁栄・・・子孫が絶えず繁栄していく願いがこめられています。

・橙(ダイダイ)
家運隆盛・・・冬に熟れて春になりさらに大きくなっても落ちないダイダイのように親子代々(ダイダイ)の健勝を祈っておめでたいとされています。

鏡餅

il_kagammimochi

読み方・呼び方

「かがみもち」と読みます。

由来・説明

家にお迎えした年神様の依り代(居場所)として鏡餅を飾ります。
日本では昔から「餅」は神様に捧げる神聖な食べものとして、祝い事や祭りには欠かせないものでした。
鏡餅の丸い形は人の魂を模して作られ、それが神事に使う鏡の形と同じだったので「鏡餅」と呼ばれるようになりました。
餅を大小2つ重ね合わせるのは、月(陰)と日(陽)を表し、縁起が良いと考えられたためです。

餅花

mochibana

読み方・呼び方

「もちばな」と読みます。
岐阜県(の一部)では「花餅」(はなもち)と呼ばれたり、鹿児島県の奄美大島では「生り餅」(なりむち)とも呼ばれています。

由来・説明

ヌルデ、ヤナギ、ミズキ、エノキなどの木に小さく切った餅や団子をさして飾るものでそこから由来しています。
また、餅花の一種で「繭玉」というものもあり東日本一帯で浸透しています。

繭玉

mayudama

読み方・呼び方

「まゆだま」と読みます。
他に、「まいだま」、「まゆだんご」、「だんご飾り」、「ざんござんご」など地域によっていろいろな呼び方があります。

由来・説明

繭玉は主に東日本一帯で浸透しています。
餅花の一種となりますが、作物の豊作を予祝する餅花が養蚕と結びつき蚕の成長を祈るのが東日本に多い風習となっています。
米の粉をカイコの繭のかたちにして木にさしたものを飾ります。
小正月が終わる頃まで飾っておき、もぎとって焼いてから食べられるようです。

輪じめ

wajime

読み方・呼び方

「わじめ」と読みます。
輪飾り、輪〆飾りとも呼ばれます。

由来・説明

しめ飾りを簡略化したものが輪飾りです。
ワラの先を結び、うらじろ、ゆずり葉、四手(しで)などで作られるものです。

羽子板

hagoita

読み方・呼び方

「はごいた」と読みます。

由来・説明

由来は定かではありませんが、
室町時代の文献『下学集』に「正月に羽子板を用いた」という旨の記述があり、これが文献における羽子板の初見だと言われる。
のようです。

羽子板は女の子が生まれた家で正月に飾るものです。

破魔矢、破魔弓

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読み方・呼び方

破魔矢は「はまや」、破魔弓は「はまゆみ」と読みます。

由来・説明

元々、正月に行われていた弓の技を試す行事に使われた弓矢から由来するとされています。
「はま」は弓矢競技に用いられる的のことを指しており、これを射る矢を「はま矢(浜矢)」、弓を「はま弓(浜弓)」と呼ばれました。
また、「はま」が「破魔」にも読み方が通じるとして、新生児や小さな男児がいる家に正月、弓矢を組み合わせたおもちゃを贈る風習が生まれたようです。
のちに、初詣でその「一年の好運を射止める縁起物」として授与されるようになったことから定着したようです。

※「生け花」と「掛け軸」については今回説明を割愛いたします。

次の章では正月飾りを飾る場所ついてご説明していきます。


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正月の飾りもの 飾る場所

この章では、前章で説明した正月に飾るものについてそれぞれ飾る場所がお家のどこなのかについて説明します。

それぞれの飾る場所は、大きく玄関と室内とに分けられますので以下のように表にします。

玄関

飾る物 飾る場所 備考
門松 門前・左右に -
しめ縄 玄関 -
鏡餅 玄関 床の間、茶の間
台所、寝室もOK
輪じめ 門前、水道、水道管
お風呂、トイレ、台所等
いずれか一カ所でもよい

鏡餅や輪じめは室内に置かれる方も(のほうが?)多いので特に縛りはありません。

室内

飾る物 飾る場所 備考
餅花(繭玉) 室内ならどこでも 正月明けに食すなら汚れに注意
羽子板 鬼門・凶方向 鬼門:北東
凶方向:生年月日による
破魔矢(弓) 鬼門・凶方向 鬼門:北東
凶方向:生年月日による

まとめ

正月飾りには新しい一年に対する健康などを願ったり厄除けをする意味がありますが、飾り物ひとつとってもその名前の由来や目的など、深い歴史と意味があることがわかりました。

必ず全て飾らないといけない、という決まりはありませんが、次の1年が良い年となるよう飾り付けをする場合はこちらをご参考によりよい選択をしていただけたらと思います。

心で祈りながら、良いお年を。

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